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レバノン Lebanon |
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危険度4: |
危険度とは?
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危険性が非常に高いエリアがあるため、 渡航・滞在するのはお控えください。 |
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❗️危険要因(レバノン) ●テロの脅威 ・イスラム過激派はベイルートを含む複数の場所でいわゆるソフトターゲットを狙ったテロを計画していたことを明らかにしました。
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⚠️要注意エリア ⚠️1 北東部国境地帯 【渡航するのは止めて下さい!】 ・同地域ではレバノン軍及びシリア軍とISIL、ヌスラ戦線等のイスラム過激派の間で戦闘が行われており、これらの過激派組織間でも戦闘が発生しています。
⚠️2 ダーヒヤ地区を除く首都ベイルート市、山岳レバノン県、バトルーン郡 【渡航するのはお控え下さい!】 ・イスラム過激派によるテロや銃撃等の重大な事件はこれまで発生していませんが、都市周辺部などでは対立する犯罪集団間の争い並びに右集団と治安機関における銃撃戦等が時々発生しております。
●北レバノン県(バトルーン郡を除く)、アッカール県、ベカー県、バールベック・ヘルメル県(北東部シリアとの国境地帯、アルサールを除く)、ナバティエ県、南レバノン県、ベイルート南郊外(ダーヒヤ地区)、及び各地のパレスチナ難民キャンプ 【渡航するのは止めて下さい!】 ・イスラム過激派とレバノン軍、治安機関の武力衝突が頻発しております。
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レバノン
テロ情報
現状
レバノンの治安情勢は、隣国シリア情勢の影響を受け、引き続き不安定な状況にあります。
トリポリ市では、2015年1月に同市ジャバル・モフセン地区での連続自爆テロ事件が発生しており、シリア内戦で台頭したアル・カーイダ系イスラム過激派組織ヌスラ戦線が、バッシャール・アサド・シリア大統領と同じアラウィ派の居住する同地区を狙って起こしたものとみられます。同年11月のブルジュ・バラジネ地区での連続自爆テロ事件ではISILが犯行声明を発出しています。これに対しレバノン治安当局は、事件の容疑者多数を逮捕して捜査を進めています。
シリアとの国境付近の町アルサール周辺等ベカー高原北部においては、シリアから侵入したとみられる武装組織とレバノン治安機関等との間で断続的に衝突が発生しています。2014年8月、アルサール郊外でISIL及びヌスラ戦線がレバノン国軍等の治安部隊がISIL等の武装組織と戦闘になり、数十名の兵士等が人質として拘束されました。一部の兵士が依然としてISILに拘束されています。また、アイン・ヘルワ・パレスチナ難民キャンプ等においても、対立するグループ間の抗争事件が発生しました。
レバノン南部の対イスラエル境界地域では、国連暫定駐留軍(UNIFIL)の監視下にあり、2006年には大規模な軍事衝突が発生する等、引き続き警戒下にあります。近年は概ね平穏でしたが、2015年12月、シリア国内においてヒズボッラー司令官に対する空爆が行われ、同司令官が殺害される事件が発生しました。これに対しヒズボッラーは、イスラエルによる攻撃であるとして報復を宣言する等、イスラエル・レバノン国境付近での緊張が高まっています。
トラベルアドバイス
・イスラム過激派はベイルートを含む複数の場所でいわゆるソフトターゲットを狙ったテロを計画していた旨明らかにしておりますので十分注意してください。
・テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
・テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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レバノン
犯罪・誘拐情報
犯罪の特徴
近年、特に日本人をターゲットとした犯罪は特に確認されていませんが、過去にはベイルートを一人で観光していた邦人女性が現地で知り合いになったレバノン人男性らに暴行される事件や邦人男性が5~6人の集団によって車中に連れ込まれ、多額の現金を強奪される事件が報告されています。
レバノンでは多くの市民が武器を保有しており、口論などから発砲事件に発展する事案が多数発生しています。また、走行中の車両に対する銃を使用した強盗・恐喝事件や、ベイルート市内を中心にバイクによるひったくり事件も数多く発生しています。国内では麻薬が流通しており、特に若者が多く集まる飲食店等では合成麻薬や大麻の売買が行われていることがあります。
誘拐事件における被害者の多くはレバノン人及びシリア人の富裕層で、犯行グループは誘拐対象者の行動を事前に監視し、対象者が車で移動しているところを人通りの少ない路上で襲撃し、銃器で脅迫して連れ去るという手口で誘拐しており、被害者家族が身代金を支払ったことで人質が解放されるケースが多く見られます。ベカー県やバールベック・ヘルメル県などを訪れる外国人旅行者や報道関係者が一時的に拘束された事件も報告されています。
トラベルアドバイス
・多くの市民が武器を保有しており、口論などから発砲事件に発展する可能性がありますのでお気をつけください。
・夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
・万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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レバノン
病気・感染症情報
衛生・医療事情
最新の医療施設やサービスはベイルート周辺で利用可能です。しかし中心地以外では利用できる可能性が低くなります。また、医療サービスはとても高額です。医療費は前もって支払う場合がほとんどです。
トラベルアドバイス
・十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
・飲料にはミネラルウォーターを購入しましょう。
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レバノン
自然災害情報
現状
地震
活断層帯に位置しており、地震が起こる可能性があります。
トラベルアドバイス
・地震が発生する可能性がありますので警戒は怠らないでください。
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トラベルアドバイス
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テロについて
(1)イスラム過激派はベイルートを含む複数の場所でいわゆるソフトターゲットを狙ったテロを計画していた旨明らかにしておりますので十分注意してください。
(2)テロ等に遭わないよう、また、巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努めてください。
(3)テロはどこででも起こりうるという意識を持つとともに、万が一テロの発生現場に遭遇した場合は、現場から離れることを優先してください。
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犯罪・誘拐について
(1)多くの市民が武器を保有しており、口論などから発砲事件に発展する可能性がありますのでお気をつけください。
(2)夜間の一人歩きは避け、ひと気のない場所には行かないでください。
(3)万一、強盗やひったくり、すりなどの被害に遭った場合は、相手が凶器を所持している場合もあるので、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しないようにしてください。
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病気・感染症について
(1)十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
(2)飲料にはミネラルウォーターを購入しましょう。
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自然災害について
(1)地震が発生する可能性がありますので警戒は怠らないでください。
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緊急連絡先
在レバノン日本国大使館
電話:(961)-1-989751
FAX:(961)-1-989754
住所:Serail Hill Area, Army Street, Zokak El-Blat, Beirut, Lebanon. (P.O. Box 11-3360)
消防:175
警察:112
救急:140
西アジアの国・地域